2016年5月下旬、「ANAの機体工場見学」に参加しました。
ANAの機体工場見学について
基本的な情報は公式サイトでご確認ください。
予約は空きを見つけるのがやっと
予約は半年先までできるのですが、空いている日時を見つけるのが困難なほど人気です。今回は見学日の約半年前の12月に、空いている日時を見つけ予約しました。
座学からスタート
まずは受付を済まし、講堂で飛行機やANAについての話を、クイズを交えながら聞きました(クイズは3問出題され、全問正解の方は賞品をもらっていましたよ)。
話の内容は、
- 飛行機の歴史(ライト兄弟の初めての飛行)
- 羽田空港の話(滑走路など)
- ANA保有機の話(B787の特徴、特別塗装機について)
- 飛行機を飛ばすために働く人たちの映像
の4本立て。参加者は、社会科見学の小学生から、飛行機好きのおっちゃん(自分のこと)まで幅広い年齢層でしたが、皆がわかりやすい内容だったと思います。
また、講堂には飛行機の部品などが展示されていました。その中で特に驚いたのが、B787の軽さ!比較対象のB747も軽いと感じましたが、それよりも圧倒的に軽い!B787が軽いって話は聞いていましたが、実際に軽さを感じることができ、とてもよい経験となりました。
さて、約30分の話が終わり、いよいよ格納庫へ向かいます!参加者はここで何グループかに分けられました。
格納庫で整備中の機体はB777が2機!
3階から格納庫に入り、いきなり目の前に機体が!どうやらB777(JA707A)のようです。見たかったB787ではありませんでしたが、大興奮!止まってゆっくりと写真を撮りたかったのですが、すぐに進まないといけなくて、ここでは不完全燃焼でした。
もう一機のB777(JA713A)は足場が組まれ、がっつり整備中。2階には機体から外されたシートが並んでいました。
旅客機を整備するだけあって、とても広い整備工場内。
いよいよ1階へ降り、整備中の飛行機へ近づきます!
まずは、タイヤから!想像していたよりも小さかったかな。
マンションを建てられそうな足場。組むだけでも、数日かかりそう。
整備中のエンジン。デカい!
なんだか0系新幹線みたいな顔ですね。
エンジンの整備についての打ち合わせ中でしょうか?
お気に入りのB787(JA811A)は、格納庫の外にエンジンを取られた状態で止まっていました。数日前だったら、格納庫内で見られたかもしれないと思うと、ちょっと残念。
ずっと近くで見ていたかったですが、そろそろ終わりの時間です。楽しい時間は、ほんとあっという間ですね。
最後に工具置き場を見て、約30分の格納庫の見学が終了しました。
その後、入口まで戻り、解散となりました。
まとめ
飛行機を近くで長い時間見られる、とてもよい時間でした。また、すれ違う整備士の方々の優しい笑みや、会釈してくださる姿に、ANAをより一層応援したい気持ちになりました。
多くの人々によって支えられているということに感謝しながら、次回は空の旅に出たいと思います。
撮影機材
カメラは「Canon EOS 60D」。レンズは「SIGMA 17-70mm F2.8-4 DC MACRO OS HSM C013」。
広角、望遠レンズを持っていましたが、標準レンズのみ使用しました。
格納庫内での撮影は、明るくなりすぎたり、暗くなりすぎたりと露出を決めるのが難しかったです。
この記事に掲載しているすべての写真は、ANAから掲載許可をいただいております。