GMOインターネットのVPSサービス「ConoHa」で、CakePHPのデフォルトホーム画面を表示するまでの作業を記録する記事のその2。今回は、主にユーザー関係の設定を行います。
言語環境の設定
セキュリティ関係の設定をする前に、ちょっと言語環境の設定を。まずはファイルを開きます。
# vi /etc/sysconfig/i18n
ファイルの中身は、下記のように書かれていました。
LANG=en_US.UTF-8 SYSFONT=latarcyrheb-sun16
LANG=
の行を下記のように修正します。
LANG=ja_JP.UTF-8
ログインし直すと、ところどころで日本語が表示されるようになりました。
一般ユーザーの作成
サーバーでの作業をすべてrootで行うのは、いろいろと危険なので一般ユーザーを追加します(今回はdaisukebeというユーザーを追加)。
# useradd daisukebe # passwd daisukebe
useradd
コマンドでユーザーを追加し、パスワードはpasswd
コマンドを入力してから設定します。パスワードは2回入力する必要があります(画面には表示されませんが、ちゃんと入力はされているのでご心配なく)。
続いて、ユーザーをwheelグループに追加します。
# usermod -G wheel daisukebe
suコマンドの制限
suコマンドの制限をすることで、rootユーザーになれるのは、wheelグループに所属するユーザーのみとなります。
# vi /etc/pam.d/su
ファイル内から下記の行を探し、コメントを解除します。
auth required pam_wheel.so use_uid
sudoの設定
sudoコマンドを、wheelグループに所属しているユーザーが使えるようにします。
# visudo
ファイル内から下記の行を探し、コメントを解除します。
%wheel ALL=(ALL) ALL
次回は、SSH関係の設定をします。